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幼生(約3ヶ月〜6ヶ月): 

卵嚢から出てきて水中で生活している間の事を幼生と言う。この子達は完全に水中で暮らし、微生物やイトミミズ等を食べて生活している。自然界ではまだ水温も低い3月の終わりから4月頃から卵から孵る。この頃にはまだ水中にエサが少なく、共食いがよく行われている(おおよそ亜成体として上陸出来るのは全体の1〜3%程度と言われている)。 しかしながら飼育環境下では共食いをほぼ0に押さえる事も可能だし、さらに小さな事故を出来る限り回避することにより80%以上の上陸率を目指す事は可能かと思われる。(あくまでも卵から孵ってからの話…)

また、水温の低さや栄養素のバランスにもよって秋の終わりもしくは来年まで水の中で生活する個体も存在する。(中にはネオニティーと呼ばれる現象もまれに報告されている。)

 

身体的特徴など

卵から孵った幼生には三対の鰓とバランサーと呼ばれる一対の棒状のものが付いている。鰓は呼吸するためとしてバランサーは多分手足が生えて来るまでの平行棒みたいな物だと思われる。

前回の飼育時には全く気づかなかっため本当にあったかどうか不明である。また、機会があれば是非観察してみようと思う。

手足はまだ無い。って〜か無かった。左の写真は孵化後2〜3日目の写真だがよ〜くみると『手』が生えかけている。

その後手の形が成形され足が生えてくる、さらにはエラが小さくなり気づいた頃には上陸している。幼生の大きさがモロに亜成体の大きさに反映しているような感じがする。

2002年の経験で行くと『上陸はサイズに関係なく』上陸する。大きく成長してから上陸する個体は上陸後も大きくなるスピードが速い様に見受けられる。個体差が激しい為、同じ飼育環境下でも1ヶ月〜2ヶ月程度の誤差がでることもあり得そうだし(ウチは1ヶ月程度の差が生じました)、幼生の頃は成長が早いのか効率がいいのか非常に成長が早い。

 

 

飼育に必要な物 (ピンク:必須  ブルー:推奨)

・ 水 置き水もしくはカルキ抜き。
・ 水槽 水がたまればバケツでも洗面器でも何でも。
・ エアーポンプ&フィルタ 無くてもいいけれどもあった方がデメリットは無くてもメリットは大きいから。出来ればフィルターつき。
・ 水温計 温度管理を行う為に。
・ ピンセット 給餌用
・ ピペット 給餌用
   
・ ブラインシュリンプ孵化セット 食塩水・水槽・ヒーター・ペットボトル・エアレーション
・ 餌 ミジンコ・イトミミズ(冷凍・生)・ブラインシュリンプ等

ケージについては小さくてもても問題は無いのだけれども出来る限りまんべんなくエサを与えたい所だが、間違って共食いをしてしまうため少々余裕のあるスペースで飼育する方が良いと思われる。 餌さえ与えていれば共食いは起こさないと思いがちだが、動く物に全て反応してしまうため間違って手足を食べられてしまう事があり得る。

またエアレーションについては必要は無いのかもしれないけれども水質の維持を考えるとあった方がいいと思われる。で、濾過器なんだけれども活ブラインシュリンプを使うと水質の悪化が早い為是つけてあげたい所。ただ問題点として幼生もサンショウウオすぐに隠れようとする。さらには隙間があれば潜り込む! 出来る限りプラスチックのケースに入ったエアレーション・フィルター一体型はやめておきましょう。事故の元です。

後、砂利についてはまだ誤食出来る大きさの砂利はやめておいた方が無難です。動く物には反射的に食いつくあまり口癖の良くない子達なので…ピンセットでエサを与えている最中に砂利に触れてしまい動いた砂利をパク♪と食べちゃいます。自分の頭より若干小さいぐらいの物なら食べちゃいます。自分と同じ長さのイトミミズも丸飲みしようとします。これも危険ですので与えるイトミミズのサイズも気にしながら与えましょう。大きめのイトミミズはハサミで切ってから上げましょう。

エサについては栄養材の使用の有無があると思いますが…栄養剤使っていないので不明です。 ブラインシュリンプは頑張って毎日沸かせて出来る限り活きのいいやつを与えるようにした方がいいかと思われます。1日に2〜3回程度適当にスポイトで与えるように心がけました。(実際には用意が出来ていない日もあった…) イトミミズを食べることが出来るようになってもしばらくは併用しておいた方が成長にいいそうです。(何処で読んだか忘れましたスミマセン。)

給餌方法

1. ブラインシュリンプ
  a) バケツに浅く水を入れ、ヒーターで28度程度にキープします。
  b) 上半分を切ったペットボトルに500mlの水と大さじ2杯の食塩を入れよくかき混ぜます。
  c) エアレーションを強めにかけ、その中にブラインシュリンプエッグを投入します。
  d) 約18時間〜24時間で孵化します。
  e) コーヒーフィルター等で海水を濾し、淡水ですすぎます。
  f) ピペットで吸い取りサンショウウオの水槽にまんべんなく与えます。
※ この際にしばらくエアレーションをはずしておいた方が長持ちします。

2. 冷凍赤虫
これはもう溶かしてピンセットで一匹づつ与えて下さい。最初の2〜3日は丸ごと食べる事が出来ない子もいますがハサミで切ってあげて下さい。
※ 赤虫の単食より、ブラインシュリンプとの併用した方が栄養価が偏らないそうです。

事故

・ 誤飲・誤食
・ 共食い
・ お腹に空気がたまる・・・


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